誰かが自己紹介のシメに手元のグラスを一気にあおって、それを見た参加者から大きなどよめきが起こりました。次に、そのとなりの人も、先の人にならってグラスのお酒を一気に飲み干しました。そして、その人がグラスをテーブルに置いた瞬間、場内からは割れんばかりの拍手…
そして、周囲の好奇の目があなたに注がれています。そう次はあなたの番です。
前の人にならって同じように一気に飲むか、はたまた断るか?
場合によっては、せっかく盛り上がりつつある流れを断ち切ってしまうかもしれない、そんな究極の選択を迫られる瞬間です。
もし、あなたが何らかの理由でお酒を飲めない瞬間がこれに重なっていたら、人によってそれぞれ対処方法が変わってくると思います。
「いやぁ、私は飲めませんので・・・」そう言って断ってしまう人もいるでしょうし、他の理由を説明して、最後には座に居る人たち全てに向けて謝罪することもあるでしょう。別に悪いことをしていないのに、どうして謝らなければならないのだろう?と心の中で不満をためていってしまうかもしれません。
それでは宴会に参加する意味が確実に小さくなってしまうでしょう。そこで、そんな場面を切り抜ける手段をいくつかご紹介しましょう。
1. とっさに代打をお願いする
お酒がそこそこ強く、ノリが悪くなくて、かつ仲良しの人が座にいたら、「私、今日は体調が悪いので・・・友達思いの○○さんが、私に代わって飲んでくれるそうです!ありがとう!!」などと勝手に宣言をして、その人を乗せてしまいましょう。そうすればとりあえず切り抜けられます。あとで、彼(女)にきちんとお礼を言うことを忘れずにしましょうね。
2.とにかく一発芸で切り抜ける
「お酒のほうはあまりいけるクチではありませんので、一発芸をご披露します・・・」なんて切り出し方も良いのですが、いきなりやってしまうほうが良いかもしれません。「飲んだふり」だって熟練の一発芸に数えても良いかもしれませんよ。でも、汚らしいのは要注意です。笑えるものをチョイスしましょう。
3.言い訳を笑いにすかさず変える
半ば怒ったように「私は飲めません!」と言い放つよりも、笑いを交えたほうが場が和みます。どうして、そこまで気をつかわなければいけないんだ!とちょっと怒りたい気持ちをぐっと抑えて、笑える言い訳を身につけてみたらいかがでしょうか?あまりリアルなものではなく、とりあえず、笑いが取れればOKです。